距離適性や脚質などを予想するときに便利なのが父親の現役時代の走り。
競馬をやっている歴が長い人ほど、あの馬のキレは父親の○○譲りだとか、この馬は父親が1400までしか勝てなかったので長距離は向かない、とかいろいろとまあ温故知新をひけらかし(?)競馬談議に花を添えてくれます。
でもこういう人たちでもなかなか一レースで同じ種牡馬の子供たちだけをまとめてBOX買いをするようなことはありませんでした。
…と書いておいてなんですが、ありましたよね、ここ十数年は。
サンデーサイレンス。
恐怖の専制君主。馬券界の絶対皇帝。というか日本の競馬界を牛耳った恐ろしくすごい種牡馬なんですが、そういえばこの馬の子供が全盛時代はわりと当たり前だったなと。
始まりはジェニュインとタヤスツヨシの皐月賞ワンツーだったでしょうか?
その後もGⅠといえばサンデーサイレンスboxを押さえておけばまあ大丈夫とい時代が長く続きました…それでも僕はなぜか馬券を外し続けましたが。
で、そんなSS絶対王政時代に珍しく風穴を開けたのがブライアンズタイム。
ブライアンズタイムの種牡馬box馬券といえばあの伝説の逃げ込み、サニーブライアンとシルクライトニング(ft.安田トミー)の皐月賞。
しかも次のダービーもサニーブライアンとシルクジャスティスの同種牡馬box馬券というおまけ付き。
もちろん僕はここでも馬券を外し続けました。
最近ではSS皇帝引退後の子供たちが競馬界を席巻していますが、残念(?)ながらまだ同一種牡馬box馬券は出ていない(という記憶ですが正直あいまいです)ようです。
一番可能性がありそうなのがスペシャルウィークあたりなんでしょうが、案外永遠の2着馬ステイゴールド産駒あたりも怪しい。
ということで今後とも見逃せない種牡馬box馬券です。