競馬場やWINSで魂を込めて塗りつぶすマークカード。
レース後は紙吹雪になったり(これは本当はいけないというか、どちらかというと絶対やっちゃいけないんですけどね。特にTV中継に映るようにローカルのメインレース前とかでやっている奴は個人的にも××です!)、地面を彩るつわものたちの夢の後になったり(これもいけないんですけどね…)といろいろ大変なカードですが、よくよくこのカードの事を考えたことがなかったのでまとめを。
JRAでは勝ち馬投票券を買うのに使う投票券をマークカードと呼んでいます。
よくある間違いとしてマークシートという呼び間違いがあるのですが、正式にはマークカードが正しいです。
意味としてはまあ正直どちらでもよいとは思うんですけどね。
マークカード、実は現在馬券の買い方に応じて3種類のカードが用意されています。
3種類のカードは色別に分かれているのでぱっと見ですぐ用途がわかります。
- 緑のカード:
- 基本タイプ。単勝や複勝、その他の馬券を1点ずつ選んで購入できるカード。
- 赤のカード:
- まとめ買いタイプ:ボックス買いやフォーメーション買いなど複数の馬番・枠番を選んでその組合せをまとめて購入できるカードです。
- 青のカード:
- ながし買いタイプ。連単ながしや連複ながしなど軸馬・枠から複数の相手に流して購入できるカードです。
GⅠなんかの時に地方の競馬場やWINSに行くと、青のカードだけ無くなっているぅ!という悲劇に遭遇した方も多いのではないでしょうか。
私も流しタイプの青いマークカードがなくて、泣く泣く緑のマークカードに1点ずつ流し馬券を記入していった思い出があります。
ちなみにそれだけ苦労して買ったのに馬券はかすりもしませんでしたよ、ええ。
いまはネットで馬券購入している人がほとんどだと思うので、あまりマークカードにお世話になることはすくなくなりましたが、それでも現場でパドックや返し馬をみて馬券を買うのが好き、という人もなかにはいらっしゃるかと思います。
せっかく競馬場に足を運ぶならたまにはマークカードを塗りつぶして、現金精算で勝負してみるのもオススメです。
なにしろあの当たった時の換金できる喜びといったらありませんからね。
当たりのマークカードを何度も確かめつつ機械に入れて、ポケットが開いて現金が出てきた瞬間の感動といったら…。
たとえそれが千円ぐらいでもなんとも言えずうれしいものです。
あ、マークカードの記入に不安がある人はマークカードシミュレーターでどういう風に塗りつぶしていけばきちんと狙い通りに買えるのか練習していってくださいね。
意外と現地でマークカードの記入に手間取って馬券が買えなかったということもありますので。